医薬部外品 美白成分

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厚生労働省認可の美白成分の効果や働き

厚生労働省認可の美白成分は約20種類以上ありますが、美白化粧品によく使われている代表的な美白成分の効果や働きを紹介します。

 

  • ビタミンC誘導体

    肌に吸収されにくいビタミンCを吸収されやすいようにした成分。抗酸化作用や皮膚のコラーゲン、エラスチンなどを増やす細胞を活性化する効果もあり、美白だけでなくニキビケアやエイジングケア化粧品などに広く配合される美肌万能成分です。

     

    美白の効果は、還元作用でメラニン生成を抑制する作用がありメラニン予防の美白効果のほか、黒色化したメラニンを還元効果で色を薄くする作用もあります。

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  • アルブチン

    コケモモから抽出された成分で、資生堂が開発した成分として有名です。
    天然のハイドロキノン配糖体「β-アルブチン」と、 江崎グリコが開発した「α-アルブチン」がありますがα-アルブチンのほうが美白効果が高いといわれていて、多くの美白化粧品に配合されています。

     

    アルブチンの美白効果は、チロシンとチロシナーゼが結合するのを防ぐことでメラニンの生成を抑制する作用があります。アルブチンは日焼け後のメラニン生成を抑えることから、予防美白に効果的で白い肌をいつまでも維持したい方におすすめです。

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  • コウジ酸

    日本酒や味噌、しょう油を作る際に欠かせない麹菌が由来の成分。
    三省製薬株式会社が開発した成分で、厚生労働省に認可された後、動物実験で肝臓への影響が心配されて一度、医薬部外品(薬用化粧品)への使用が厚労省の通達で中止されましたが、開発元の三省製薬株式会社が、2005年に安全性を確認する試験を行って安全性に問題がないことを証明し、使用中止が撤回されて再び医薬部外品として認められて製造の再開を行ったという経緯があります。

     

    コウジ酸の美白作用は、メラニンを作るチロシナーゼ酵素をキレート作用によって銅イオンを取り去り、チロシンとの合成を阻害してメラニン生成の働きを抑える作用のほか、紫外線を浴びた際のできうメラニン生成の指令とも呼べる情報伝達物質の産生を抑制したり、抗炎症作用、活性酸素の発生抑制などマルチな角度からメラニンの生成を抑える効果があります。コウジ酸は、メラニンを作らさせない働きがあることから、予防美白に効果的で白い肌をいつまでも維持したい方におすすめです。

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  • エラグ酸

    ラズベリーなどイチゴ類の他、ザクロやユーカリなどが由来の成分でポリフェノールが豊富な特徴があります。
    エラグ酸は、コウジ酸と同様にキレート作用によってチロシナーゼ酵素の働きを阻害し、メラニンの生成を抑制する働きがあります。エラグ酸も同様にメラニン生成の対策ができるので予防美白に効果的です。

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  • カモミラET

    カミツレ(カモミール)由来の成分花王が開発した美白成分です。
    メラニン生成の指令とも呼ばれている情報伝達物質エンドセリンを抑制し、紫外線を浴びたことを「なかったこと」にするような働きをする美白成分です。メラニン生成の早い段階で作用することで、その後の段階で働く美白成分と合わせて使うことによってさらに美白効果が高まることが期待できます。

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  • プラセンタエキス

    主に豚などの動物の胎盤から抽出された成分です。
    プラセンタエキスの美白効果は、チロシナーゼ酵素の抑制効果や肌の代謝を高めてメラニンを排出しやすくする効果があります。保湿成分やエイジングケア成分としても人気がある成分です。

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  • ルシノール

    POLAが独自開発した美白成分でルシノールは商標名です。レゾルシン誘導体で正式には4-n-ブチルレゾルシノールといいます。
    ルシノールの作用は、チロシナーゼにチロシンよりも早く合体することで、チロシンとチロシナーゼの合体を防ぎメラニンの生成を防ぐ働きがあります。チロシナーゼ酵素の働きを阻害する美白成分で効果は高いといわれれいます。

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  • トラネキサム酸

    トラネキサム酸は資生堂が開発した美白成分です。
    トラネキサム酸の美白効果は、メラニンを生成する細胞「メラノサイト」の活性化を抑制しメラニンの生成を抑える働きがあります。

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  • TXC

    シャネルが開発した薬用美白有効成分で正式には「トラネキサム酸セチル塩酸塩」といいます。
    メラニンを生成するメラノサイトを抑制しメラニンの過剰生成を抑制します。

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  • 4MSK

    資生堂が開発した美白有効成分でサリチル酸の誘導体で4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称です。
    チロシナーゼ酵素の働きを抑制してメラニンの生成を抑える効果のほか、肌の角化プロセスの乱れに作用して角質にたまったメラニンの排出を促す効果があります。

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  • リノール酸

    紅花油から抽出される成分です。
    メラニンが作られる際に働くチロシナーゼ酵素を分解して量を減らすことによって作られるメラニン自体の数を減らすことができます。また、ターンオーバーを促すことから角質にたまったメラニンの排出にも効果を発揮します。

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  • D−メラノ

    マックスファクター(SK-2で有名)が開発した成分で主成分はニコチン酸アミドでビタミンB3(ナイアシン)の一種です。
    メラニンの生成をブロックしながら、メラノサイトから表皮細胞への作られてしまったメラニンの受け渡しを阻害します。

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  • マグノリグナン

    カネボウが開発した美白有効成分です。
    モクレン科ホオノキなどの植物に含まれるポリフェノールの一種のフェノール性二量体に注目して開発された成分で、天然成分「マグノロール」より美白効果が高い有効成分です。

     

    マグノリグナンの働きは、チロシナーゼタンパク質の成熟を阻害して、メラニンの生成に必要なチロシナーゼを減らす作用があります。肝斑などのシミの改善効果が実証されたというデータもあります。

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  • エナジーシグナルAMP

    正式な成分の名称は「アデノシン1リン酸2ナトリウムOT」といいます。エナジーシグナルAMPは大手製薬会社「大塚製薬」が開発した厚生労働省認可の美白有効成分です。

     

    エナジーシグナルAMPの効果は、ターンオーバーを促すことで、角質とともにメラニンを排出させてメラニンの蓄積をおさえるタイプの美白成分です。ターンオーバーサイクルが遅れがちな年齢肌の美白ケアにプラスするとよい成分の一つです。

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  • t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)

    資生堂が開発した厚生労働省認可の美白成分です。
    メラニンの生成指令を伝える物質「プロスタグランジン」の生成を抑える働きがあり、メラニンを過剰に増やさないように先手を打てる美白成分として話題になりました。また、t-AMCHAには角化異常を引き起こす物質「プラスミン」の生成も抑える働きあがあります。プラスミンの生成を抑えることで肌荒れやニキビを予防することができます。

 

 

知らないと損する美白化粧品の成分まとめ

 

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